こんなことがありました。

20160205-1

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国際ロータリー/Monika Lozinska

米国サンディエゴで開催中のロータリー国際協議会で、18日、ジョン F ジャーム会長エレクト(米国テネシー州、チャガヌーガ・ロータリークラブ所属)が講演し、次年度のテーマ「人類に奉仕するロータリー」を発表しました。
ロータリー創始者ポール・ハリスが「人生の最大の目的は人類に奉仕すること」と信じていたことに触れ、ロータリーの一員であることはそのための「大きな機会」だとジャーム会長エレクトは述べます。「ロータリーを通じて社会に貢献する大きな機会、人類へのロータリー奉仕を通じてより良い世界を築く機会なのです」
発展途上地域におけるきれいな水の提供、紛争地域での平和推進、基本的教育と識字率向上を通じた人びとのエンパワメントなど、世界中のロータリー会員はさまざまな奉仕活動にあたっています。その中でも特に重要なのがポリオの撲滅であると強調した会長エレクトは、ナイジェリアとアフリカ全土における野生型ポリオウイルスの感染抑止という昨年の歴史的できごとにも触れました。ナイジェリアがポリオ常在国リストから除外された現在、常在国はアフガニスタンとパキスタンのわずか2カ国。ポリオが撲滅されれば、人類史上撲滅された病としては天然痘に続き2番目となります。
「ロータリーは今、岐路に立っています。来年度は、世界で最後のポリオ症例が報告される年となるかもしれません。そうなれば、ロータリーの歴史において最も重要な年となります」とジャーム氏。いずれポリオ撲滅が実現したときについて、今から準備しておくことが極めて重要だと訴えます。「ポリオ撲滅におけるロータリーの貢献を十分認識してもらうにはどうしたらいいか。この成功を、その後数十年にわたって、他団体との協力、会員増強、より野心的な奉仕活動にどうつなげていくか、ということです」
さらに、出席したガバナーエレクトに向け、ポリオ撲滅でロータリーが果たした役割についてクラブと地域社会で情報を広げるよう呼びかけました。「社会貢献をしたい人たちが、ロータリー入会こそが世界を変える方法だと考えるようにすること。そのためには、クラブにその機会を提供する用意がなければならないのです」
ロータリーのイメージ向上だけが会員増強の方法ではない、と会長エレクト。「ロータリーがさらに前進するには、意欲と思いやりと知恵にあふれた人たちがもっと必要です。若い人たち、退職後間もない人たち、現役で仕事している人たちが皆、ロータリーに入会して活動したいと感じるような、柔軟性のあるクラブが必要なのです」

記事:Ryan Hyland
ロータリーニュース

 

RI2016-17会長挨拶サンデイエゴ